「コミュニティマネージャー」という職種をご存知でしょうか?
コミュニティマネージャーは、Googleでも導入されている職種です。
昨今のWebサービスは、サービスの質だけでなく、コミュニティの質、も求められています 😊
コミュニティマネージャーは、コミュニティの質を上げるために、必要不可欠な存在です。
本記事では、コミュニティマネージャーとは何かについて解説します。
コミュニティマネージャーが必要な理由、仕事内容についてもまとめました。
コミュニティマネージャーについて詳しく知りたい方は、ぜひお読みください。
もくじ
コミュニティマネージャーは、コミュニティを管理する仕事です。
ユーザーと交流を行ったり、ユーザー同士の交流を促したりします。
つまり、コミュニティのリーダーとして働きます。
アメリカでは、このポジションを導入する企業は多いです。
Googleでも、コミュニティマネージャーを採用しています。
また日本でも、メルカリなど、一部のIT企業はコミュニティマネージャーを導入しています。
メルカリでは、「メルカリサロン」などイベントを開催し、ユーザーとの交流に力を入れています。
メルカリサロンは、ユーザー同士がメルカリのノウハウを交換できるオフラインイベントです。
こういったイベントは、コミュニティマネージャーが、ユーザーと企業の橋渡しとして活躍します。
コミュニティマネージャーが必要な理由は、「コミュニティの質」が重視されるようになったからです。
昨今、IT企業が増加しており、Webサービスが次々と誕生しています。
中には、似たようなWebサービスも多くあります。
ユーザーは、利用するWebサービスを選ぶ際、「便利」「コスパが良い」だけを基準にするわけではありません。
「そのコミュニティ内にいて居心地が良いか」も重要視するのです。
そのため企業側は、ユーザーにとって快適な環境を構築しなくてはいけません。
そこで、コミュニティマネージャーが、コミュニティの居心地の良さを改善していきます。
コミュニティの質が高ければ、ユーザーが離れにくくなり、人気コンテンツになれる確率が高まります。
コミュニティマネージャーの具体的な仕事内容をみていきましょう。
コミュニティマネージャーの仕事は、次の5つに分けられます。
- コミュニティの管理
- コミュニティ内での企画運用
- ユーザーのリーダーとしての役割
- サービスや商品のPR
- コミュニティの声を収集
1つ1つの仕事内容について、詳しく解説します。
コミュニティ内のトラブルや喧嘩を解決し、健全なコミュニティを維持します。
トラブルの放置はコミュニティの質低下に繋がり、ユーザーが離れてしまいます。
コミュニティマネージャーは、ユーザーの動向をチェックしなくてはいけません。
規約違反のユーザーを見つけたら、注意したりペナルティを与えたりします。
また、コミュニティは社内・社外とも関わってきます。
コミュニティマネージャーは、コミュニティ内でのイベントを企画します。
特に、オフラインでのイベントは、大きな効果があります。
ユーザー同士の親睦を深めたり、サービスに対する親近感を持ってくれたり、新規ユーザを確保できたり、様々なメリットがあるのです。
企画を開催する場合も、参加者の状況に気を配らないといけません。
コミュニティマネージャーは、コミュニティ内のリーダーとしても動きます。
リーダーとして各ユーザーと交流しなくてはいけません。
コミュニティが盛り上がるよう、ユーザーを引っ張っていきます。
また、コミュニティマネージャーは、「ファーストペンギン」としての役割も担います。
コミュニティ内で、まだ誰もやっていないことを率先して行います。
「○○ってやってもいいの?」というユーザーの不安を解消させ、ユーザーにより活発に行動してもらうことが目的です😊
ユーザーにサービスや商品の宣伝を行う必要もあります。
たとえば、イベントで登壇したり、ブログで商品に関する記事を書いたりなど。
ただし、闇雲に宣伝を行うと、ユーザーの心情を悪くする恐れもあります。
コミュニティマネージャーは、ユーザーと深く交流し、信頼を勝ち取っておく必要があります。
信頼されている人からの宣伝なら、嫌に感じないでしょう。
また、TwitterなどのSNSの運用も、コミュニティマネージャーが行い、そこでも商品を宣伝します。
SNSなら、コミュニティ外の人にもアプローチができます。
ユーザーと交流することで、サービスに対する不満の声も耳に入ってきます。
不満の声から商品改善に役立つことがあれば、集めておき、打ち合わせで他の従業員に共有します。
ユーザーの生の声は的を得ていることが多く、企業にとって価値が高いです。
本記事では、コミュニティマネージャーについて解説しました。
コミュニティマネージャーがなぜ必要か、お分かり頂けたかと思います。
コミュニティマネージャーがいることで、コミュニティの質が高くなり、ユーザーがサービスから離れにくくなるメリットがあります。
日本でも今後、コミュニティマネージャーのポジションを設ける企業が、増えるかもしれません 🙌