ここでそもそもネット集客のおさらいを俯瞰しながらポイントを整理したいと思う。成約を目指して、ステップを区切ると4つのステップにわけることができる。
またこのステップは恋愛と同じらしい。
恋愛と同じなのか!!
なるほど!!!
恋愛能で考えると分かりやすそうだ!
恋愛したことない人はどうすれば
つまり、今私が集中している「潜在客の発見」ステージは、恋愛に例えると「自分を知ってもらう」「自分に興味をもってもらう」ということになる!
自分を知ってもらうためには、とにかくチラつきだ!(根拠のない確信)
チラチラ視界にはいるんだ!!
あとは相手のことをよく観察して、相手の興味をひけるものを…
やっぱりチラつかせだ!!!
あれだ、これはあれに似ていると思った。
クラスの中で起きるあれだ!
よく目があうな…。
↓
気になる!
↓
あれ?好きかも!
ずきゅぅううーーーーーん!💕
なるほど。
こういう効果はWEB集客でも大事なポイントなんだな!
じゃあ、育成はどういうことだろう…?
…はっ!! 私色に染めるのか!!!
気になる…。俺千ちゃんが気になって夜も眠れない!これは…好きじゃん!俺もう千ちゃんのこと超好きじゃん!もう千ちゃんがいないとだめだ!千ちゃんが欲しいんだ!
少しゾッとしたけど、必要性を感じているけど「本当に必要」とまで意識してもらえていない人に「本当に必要」と思ってもらうのが育成ポイントなのだと感じた。
成約は「君に決めた!」リンゴーン!🔔 お付き合いOK!
リピートは仲良く関係性を維持できるということに置き換えれそうだ。
(やっぱり君しかいないんだ!という復縁もあるのかもしれない)
認知と集客ステップ・SNSやブログの運用を恋愛に置き換えて意識するようになった。
ただ他にも気をつけるところも見えてきた。
恋愛を意識するあまり、相手の立場になり質を重視すると量を捌けなくなる点や優先順位をつけるために今おかれている状況の総合判断も大事になっきた。
集客スタート時は、質を追いすぎると時間がかかってしまうため、なるべく量を重視してすすめていくことを念頭に進めることにした。
「潜在客の発見」ステージで具体的にやれた施作は以下のようなことにした。
認知ステップ
・ブログ
・SNS
・WEB広告
集客
・サイトコンテンツの見直し
・サイト高速化
・SEO対策
・(フォームの障壁を下げておく)
また、施作の中には短期的に得られる効果と中長期的にみる効果、お金のかかるもの・手間隙がかかるものと戦略別に手段を変えていくこともみえてきた。
小さな会社の担当兼任といった環境なので、SNS運用も複雑にならないように取り組みやすい Twitter をメインに運用を頑張ってみた。
SNS には、ブログの記事を二次利用して集客効果を望めると思い、Zapier を利用してブログの記事が投稿されたら SNS に投稿できるように運用した。
また SNS 同士のアカウント連携も行った。
【 NoCode 】ノーコード「Zapier」を使ってブログSNS投稿を自動化!業務効率をアップ!
最初はやみくもに始めたSNS運用だったが、同時に全ての Youtube や Facebook・Instagram の運営は難しいと判断して情報発信の集約は Twitter に絞った。
また、日本ではLINEユーザーが非常に多くLINE公式アカウントでアプローチするという選択肢もある。
いずれも、余裕が出てきたらユーザー層に分けて強化していけば良いと思った。
そんな時また肩を叩かれた。
「ぃYO!」
「あぁ、ハク先輩。」
「集客頑張ってるNE!TwitterフォローしてるからわかるZE!」
「有り難うございます。今日は何しに来たんですか。」
「試行錯誤している姿が素晴らしいYO!そんな君にこれを…」
ハク先輩はそっと紙をくれた。
え…。
まさか….何かすごい方法を教えてく…
秘策や奇策は存在しない。
恋愛と一緒だYO!
紙にはそう書かれてあった。
そしてハク先輩はまた去っていった。
いろんな意味で泣けてきたけど、ほんまや…。
恋愛と一緒やーーーー!!!
もう地道なんやぁああーーーー!!
会社の強みとなるアピールポイントを社長と議論しながら、SNSやブログで存在感を出し続け、フォロー活動などを粛々と行っていった。
強みポイントを出すのはどこも苦労していると思うけど、「私じゃないとだめなんだぞ!」というターゲットユーザーに対したオンリーワン要素がとても重要になってくる。
例えば見た目も性格も同じ千ちゃんが2人いたら、選ぶ理由が見つからない。
しいて言えば、すぐ会えるから近所に住んでる方にするかーと違いを探し、自分にとって付加価値、メリットがないか比較検討する。
なので、「自社が選ばれる理由」はとても大事になってくる!!!
未来の旦那(ペルソナ)に訴えかけるようにアピールしよう!
あれ、これバチェラー?
とうとう残りもわずか…。
参考本や参考情報を読み集め、絞り込んだ各種の手段の活用方法を模索しながら運営し、なんとか無風から微風のような手応えを感じつつ、 恋愛 集客の難しさを感じていた時。
社長がランチに行こうと誘ってくれた。
「ランチっすかー?俺もうまいもん食いたいっす!」
と言いながらカオナシ先輩もついてきた。
「残り1週間だね。どうだい?」
「…正直まだ分かりません。」
「そうかい。」
「でも、見えてくるものが増えて、やらなくていいことの判断や情報を集めて終わりではなく実際にやってみることの大事さは日々痛感しています。」
「そうかい。」
社長からはそれ以上咎めるようなことはなく、次はどういったことを工夫しようかなどたわいもない話をして終わった。
その日の帰り、カオナシ先輩と電車が一緒になった。
「社長、私のこと使えないやつだって思ってますよね…。」
「思ってないんじゃない?」
「そうですか…。」
「よくわからんけど、お前が頑張ってるのは充分伝わってると思うよ。だから何も言わないんじゃない。」
「そうですか。何も言われなかったら人生終わりじゃないですか…。」
「まあその前にクビだろ。」
「」
「お問い合わせがゴールだけど、その先につながる根本的なゴールに近づける副産物をポロポロ成果として出せてるから任せてくれてるんだよ。」
カオナシ先輩…。
そんな風に考えてくれt
「知らんけど。」
「ですよね!」
カオナシ先輩と別れたあと、それでも元気付けられていた自分がいた。
カオナシ先輩なりに、モチベーションをサポートしてくれてるんだ。そんな仲間がいることに感謝をして、明日も頑張ろうとツイートをした。
翌朝。
カオナシ先輩のチャットで目が覚めた。
「先に達成祝いやってるぞ。」
– 完 –