もくじ
アジャイル開発とは、システムやソフトウェア開発におけるプロジェクト開発手法の一つです。
チームを組み、要件定義、設計、開発、テスト、リリースといった開発工程を、小さな機能単位で開発し、毎回ブラッシュアップしながらプロダクトを完成(成長)させていく、素早い開発を行う手法です。
いわゆる、ウォーターフォール型の開発では、プロジェクトのスタート時に決めて要件定義に沿ってプロダクトの開発を行っていきますが、アジャイル型の開発では機能ごとに各工程を細かく区切り、一つづつの工程のサイクルを繰り返して完了を行うという特徴があります。
優秀なアジャイルチームとは「私」ではなく「私たち」という主語で認識を合わせていきます。
「私たち」という単位を具体的にすることで、結束したチームを作りあげて開発を進めていくことができるのです。
またアジャイルチームの成長は個人の成長よりも時間がかかることも理解しています。
「タックマンモデル」を引用した成長モデルを理解した上でチームの成長、個人の成長を進めていくことができるのです。
開発チームはコミュニケーションが重要。チームビルディングで意識することアジャイル開発のチームにはプロダクトマネージャー、クリエイティブ(デザイナー)、マーケティング担当者、運用チーム、開発者、テスターなど様々部門のスペシャリストが関わることでプロジェクトを進めていきます。
その際に開発、販売、運用という3つのフェーズを中心としたチームを構成していきます。
プロダクトマネジメント
マーケットやターゲットの理解、それに基づいた製品設計の大枠を作り上げていく
クリエイティブ
製品の最終ゴールを見越して、UI / UXなども踏まえた最小限の製品を定義する
開発
リソースなど開発環境を整えることで最適なメンバーをアサインしていく
プロダクトマネジメント
プロダクトにおける競合の理解、マーケットの変化などを理解する
クリエイティブ
プロダクトの価値を伝えていくためのコミュニケーション戦略、具体的なメッセージを作成する
マーケティング
製品発表に関して、PRやWEBサイトその他の媒体などを利用したメッセージを制作する
プロダクトマネジメント
プロダクトを定期的にアップデート。またリリースされた後の顧客の反応をキャッチアップする
クリエイティブ
顧客の反応に対応するため新たな機能などの開発
マーケティング
顧客のフィードバックの内容を開発側、マーケティング、プロダクトマネージャー各担当 に伝え、対応の優先度など検討、反映する
以上のような3つのフェーズごとに様々なプロフェッショナルが役割を分担することで迅速にプロジェクトを進めていくことが可能です。
開発時のみではなく、運用フェーズに入った際にもプロダクトや市場の知識を深めていくことで、チーム全体で関わることが重要で常に、状況が変化することを理解し、顧客が何を望んでいるのかを理解してプロダクトに反映していくことができます。
このようにアジャイルチームによって開発することで、小さく確実にスピード感をもってユーザーに提供していく、またフィードバックがあったら改めてアップデートしていく、ということでプロダクトを随時成長させていきます。
こういった開発のスタイル行うことで、決められた一本道を進んでいく開発ではなく、開発側とユーザー側とでニーズに合わせた価値の高いプロダクトを開発していくことが可能になります。
コストや工数に関しても必要最低限の開発を行うことが可能になります。
ラジコードの定額制受託開発でもアジャイル開発を採用しており、新規事業との相性はバツグンです。
アジャイル開発で 小さく作って大きく育てるラジコードの定額制受託開発も、ぜひご覧ください!
当記事をFreelance hub 様のフリーランス向けお役立ち記事にてご紹介いただきました。