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あなたはもう実践していますか?振り返りに効果的なフレームワーク5選!

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仕事の振り返りを行う場合は、闇雲に行わずフレームワークに沿って行うことが肝心です。

しかし、振り返りのフレームワークを知らない方は多いかと思います。

振り返りの全体的な流れを知り、それに沿って行っていけば、改善点を炙り出せるなど、振り返りの効果がアップします。

本記事では振り返りに効果的なフレームワーク5つ紹介します。

個人、チーム、それぞれの振り返りで使えるフレームワークをまとめましたので、ぜひ参考にしてくださいね。

個人での振り返りに効果的なフレームワーク2選

あなたはもう実践していますか?振り返りに効果的なフレームワーク5選!
個人での振り返りに効果的なフレームワーク2選

まずは、個人での振り返りに効果的なフレームワークを2つ紹介します。

  1. KPT
  2. Start-Stop-Continue-Change

それぞれのやり方やメリットについて詳しく解説しましょう。

1. KPT

シンプルかつ効果的な振り返り方法で、個人で行う場合に特におすすめです。

毎日業務終わりに KPT で振り返りを行えば、上司を唸らせる日報や週報が書けるようになりますよ。

なお、こちらの記事では KPT で振り返りを行う際に使えるツールやサービスもご紹介しています。

こちらも合わせてお読み頂けると幸いです

2. Start-Stop-Continue-Change

Start-Stop-Continue-Change は次の4つを書き出し、日々のルーティーンワークの見直しを行う、というフレームワークです。

  1. Start:今後取り組みたいこと
  2. Stop:今やっていることで止めたいこと
  3. Continue:今やっていることで継続したいこと
  4. Change:今やっていることで工夫したいこと

現在取り組んでいることを改めて見直すためのフレームワークと言えます。

「頑張っているのに上手くいかない」という場合に特に使ってほしいです。

もう必要ないのに無駄に行っている作業がないか、確認するのに役立ちますよ。

チームでの振り返りに効果的なフレームワーク3選

つづいて、チームでの振り返りに効果的なフレームワークを3つ紹介します。

  1. YWT
  2. PDCA
  3. LAMDA

それぞれのやり方やメリットについて詳しく解説しましょう。

1. YWT

YWTは次の3つの観点から話し合う、というフレームワークです。

  1. Y:やったこと
  2. W:新しく発見したこと
  3. T:これからやること

「ここが悪かった」という部分は一切話さないことがポイントです。

結果の良し悪しではなく、やったこと・やるべきことだけにフォーカスして振り返りができます。

そのため、チームでの振り返りが邪険な雰囲気になりにくいのがメリットです。

2. PDCA

PDCA は次の4つを繰り返し、業務内容を進化させていく、というフレームワークです。

  1. Plan:業務の計画を立てる
  2. Do:計画を元に実行する
  3. Check:業務内容を評価し合う
  4. Act:業務内容の改善点を話し合う

この4つを順番に行い、改善を繰り返していきます。

何度も PDCA を回せば、これまでの経験・データが確実に蓄積されていきます。

YWT と違い悪かった部分にもフォーカスを当て、業務内容の評価も行います。

3. LAMDA

LAMDAは次の5つを書き出す、というフレームワークです。

  1. Look:現状行っていることの確認
  2. Ask:なぜそれが起こっているのかその背景
  3. Model:現在の状況をシンプルにモデル化する
  4. Discuss:Modelの解決方法を議論し、今後何をするか決める
  5. Act:決定事項を元に行動する

PDCA よりも具体的に今後の取り組みを決めることが可能です。

その分難易度が高いので、ひとまず PDCA でやっていき、慣れたら LAMDA に切り替えるのがおすすめです。

振り返りを行う上での注意点

あなたはもう実践していますか?振り返りに効果的なフレームワーク5選!
振り返りを行う上での注意点

最後に、振り返りを行う上での注意点を紹介します。

注意点はこちらの3つです。

  1. 責任の追求はしない
  2. 数字で表せるもの、表せないもの、どちらも大切にする
  3. 問題点が解明できなくても良い

こちらを念頭に置いておくと、振り返りをより効果的に行うことができるでしょう。

1. 責任の追求はしない

責任の追求はしないようにしましょう。

振り返りは誰か悪いかを決めるのが目的ではありません。

「なぜその問題が起きたのか」「どうすれば問題を解決できるのか」など問題そのものにフォーカスを当てて議論し合うことが大切です。

2. 数字で表せるもの、表せないもの、どちらも大切にする

仕事の成果には、売上数や販売数など数字で表せるものと、「ユーザーからお礼を言われた」など数字では表せないもの、この2種類がありますよね。

「数字で表せるもの」「表せないもの」はどちらも大切にしましょう。

特に、数字だけを追い求めると、業務の本質を見失うこともあり、振り返りを行うほど良くない方向に突っ走ってしまう恐れもあります。

どちらか一方を大切にするのではなく両方を意識し、バランスよく振り返りを行うことが大切です。

3. 問題点が解明できなくても良い

問題点を完璧に解明することにこだわる必要はありません。

ビジネスでは様々な事象が複雑に絡み合い、原因が1つに特定できないことも多いからです。

問題点が解明できない場合、ひとまず諦めて進めていくことも肝心です。

まとめ

本記事では、振り返りで使えるフレームワークについて解説しました。

振り返りは、決められた手順に基づいて行うことが肝心です。

自己流で行っても、会議が無駄に長引いたり、話の終着点が分からなくなったりしがちです。

個人・チームで振り返りを行う場合は、ぜひ本記事で紹介したフレームワークを使ってみてくださいね😊