「起業って大金用意しないとできないよね?」「起業に失敗したら借金まみれだし…」🤔
起業に対し、こんなイメージを持っている人は多いと思います。
確かに、ベンチャー企業を立ち上げて世の中を変えるような大きいことをいきなりやるなら、そうかもしれません。
しかし一口に起業と言っても様々な種類があり、中にはそこまで初期費用が必要なく、かつリスクが少ない起業もあるのです😊
本記事では、そんなスモールビジネスの始め方・考え方を解説します。
「起業したいけど自分には難しそう」という方は、ぜひスモールビジネスというものを知ってくださいね。
もくじ
スモールビジネスとは、小規模なあらゆるビジネスのことを言います。
1~5人の人数で事業を行うことをスモールビジネスと呼ぶこともあります。
また、フリーランスやノマドも、スモールビジネスの分類に入ることもあります。
スモールビジネスは少ない資金で始められ、かつ失敗しても多額の借金を背負うことがないのが特徴です。
スモールビジネスはどんな姿勢で行っていくものなのか、考え方を紹介します。
スモールビジネスの基本的な考え方は次の3つです。
- 資金をなるべくかけずに小さく稼ぐ
- 自分がやりたいこと・反応がすぐにわかるもの
- 元々持っているスキル・経験を活かす
資金はなるべくかけないで小さく稼ぐ、これがスモールビジネスの基本です。
大きな成果を目標とするのではなく小さな成果を目標とします。
たとえば、オンラインショップを運営する場合、Amazonや楽天のような万人が使うサイトを目指すのではなく、一部のコアな人のみを対象としたサイトにするなど。
大きく稼ぎたい場合は、ある程度ビジネスが順調になってきたときに投資します。
そもそも、事業開始直後は社会的信用がないため、銀行からお金を借りられず、中々大きい事業ができません。
スタートアップの場合、ベンチャーキャピタルから資金を得られますが、それはリスクを取れる人の話。
なので、必要最低限のお金で、必要最低限の利益を出すスモールビジネスをまず行う人は多いです。
スモールビジネスでは「自分のやりたいこと」「反応がすぐわかること」でやりがいを感じることができます。
大きい事業を立ち上げる場合、稼げないと赤字になりますので、どうしても売上最優先になりがちです。
しかしスモールビジネスは、稼げなくても損失が少ないため、やりたいことを優先し、やりがいというモチベーションで維持できる側面があります。
反応がすぐにわかる場合、そこから改善できる可能性や市場ニーズの発見もあります。
元々持っているスキルや経験を活かすのも、スモールビジネスでは必要な考えです。
たとえば、プログラミング能力があるなら、それを活かしてアプリ開発を行うなど。
スモールビジネスは簡単に始められるがゆえに、周りにライバルがどうしても多くなりがち。
新しいスキルを今から身につけても、元々スキルがある人には中々勝てません。
そのため、今持っているスキルを最大限活かすことを考えましょう。
スモールビジネスの職種例を紹介します。
- オンラインショップ運営
- プログラマー、クリエイター(ブロガー、Youtuber、デザイナー)
- コンサルタント
もちろんこれは一例であり、他にも様々なビジネスを立ち上げている人はいます。
趣味・特技があればそれをスモールビジネスへ活かすことができます。
工夫次第でどんなことでもビジネス化することができるでしょう。
あくまでここでは「スモールビジネスってこんな感じなんだー」とイメージを掴んで頂ければと思います。
オンラインショップとは、Amazonのようなネットで商品を購入できるサイトのことです。
オンラインショップ運営は、スモールビジネスを始める人の多くが参入する分野です。
オンラインの場合実店舗よりも初期費用をかなり抑えられます。
実店舗の場合、敷地を借りたり、内装したりしなければいけませんからね。
オンラインならサーバー代や各システムの利用料金がかかるくらいです。
ECシステムの開発を依頼するより、既存のECサービスを利用した方が良いです。
特に初心者の場合は、ShopifyやBASEなどノーコードでECサイトを開発できるサービスがおすすめ。
ShopifyやBASEに関してはこちらの記事で詳しく解説しています。
【 NoCode 】ShopifyとBASEの違いを解説!初心者におすすめなオンラインショップ開設はどっち?
プログラマーやクリエイターなどの分野は、初期費用がほとんどいらないのが特徴です。
何か好きなことがある人は、持っているスキルを利用することができます。
ブロガーやYoutuberはコンテンツに広告を掲載することで、広告収入を得ることが可能です。
広告を掲載する手順はそこまで複雑ではなく、ネットに情報も多く転がっています。
また、プログラマーやWebデザイナーの場合、クラウドソーシングから仕事を獲得できます。
クラウドソーシングとは、フリーランス向けの求人が掲載されているサイトです。
こういった仕事は本業ではなく副業として始めることも可能ですね。
コンサルタントとは、企業とヒアリングを行い企業課題に対する解決策を提案する仕事です。
初期投資も必要なく、実力と経験で勝負できるのでスモールビジネス向きと言えます。
ただし、スキルや知識を必要とするため、参入障壁は高めですね。
元々特定業界で活躍していた人ならコンサルタントとしても活躍できるかもしれません。
コンサルタントはローリスクでありながら、実績を積めばかなりの収入を期待できるのも特徴です。
本記事ではスモールビジネスの始め方・考え方について解説しました。
スモールビジネスとはどんなものなのか、イメージが湧いてきましたでしょうか?
スモールビジネスは始めるハードルが低い上に、自分のやりたいことを優先できるのが特徴です 🙌
また、本業としてではなく、副業として行えるスモールビジネスも多くあります。
いきなり大きな事業を行おうとしても中々上手くいきませんので、スモールビジネスの考え方を取り入れてみることも大切です。