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個人でKPT(振り返り)を行うときの進め方を4Stepsで解説!

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仕事で同じ問題点に毎回当たっていたり、やるべきことが明確化されていなかったりする場合は、KTPを行うのがおすすめです。

KTPとは仕事内容を振り返るフレームワークのことであり、多くの企業で導入されています。

KTPはチームでやることもできますし、個人でやることも可能です✨

今回は個人でKTPをやる場合の進め方を紹介します。

どういった点に気をつけてKTPを行っていけばよいかもみていきましょう。

本記事を読むことでKTPの進め方がわかり、日々の業務の密度が上がっていき、評価向上にも繋がるかもしれません‼

KPTとは?

個人でKPT(振り返り)を行うときの進め方を4Stepで解説!
個人でKPT(振り返り)を行うときの進め方を4Stepで解説!

KPTとは、仕事内容を振り返ることでその後に活かすためのフレームワークです📋

KPTはKeepProblemTryの略です。

  • Keep⇒良かったこと
  • Problem⇒問題点
  • Try⇒明日移行に行うこと

KPTの振り返りではこの3つに分けて、それぞれの深堀りしていきます。

たった3つの項目なので、すごくシンプルですよね😄

3つに分けて考えることで、課題の整理や行動内容の具体化に繋がります。

KPTは新人研修で用いられることも多いです。

チームで行うこともあれば、個人で行うこともあります。

KPTのメリットは、短時間かつ正確に振り返りができる点です👌

特に、アジャイル開発という開発手法を取るIT企業はKPTをよく行います。

もちろんIT企業だけでなく、どの会社・個人事業主でもKPTを使うのはおすすめできます。

アジャイル開発では、短いスパンで「振り返り」⇒「修正」を繰り返す必要があり、短時間で振り返られるKPTが適しているのです。

個人でKPTを行う場合の進め方

それでは個人でKPTを行う場合の進め方を紹介しましょう。

ここでは以下の4つのSTEPに分けて解説します。

  • STEP1.KPTの準備を行う
  • STEP2.「Keep」に上手くいったことを書く
  • STEP3.「Problem」に問題点を書く
  • STEP4.「Try」に「問題の解決策」を書く

1つ1つのSTEPでどんな作業を行うか詳しく解説しましょう。

STEP1.KPTの準備を行う

個人で行う場合は、まず紙とペンを用意しましょう💡

もしくはエクセルの表を使っても大丈夫です。

紙に線を引いて図のように三等分してください。

そして、それぞれにKeep、Problem、Tryと書きます。

こんな感じですね。

KPTの進め方:KPTの準備を行う
KPTの進め方:KPTの準備を行う

STEP2.「Keep」に上手くいったことを書く

Keep項目に、仕事で良かったことや、達成できたことを書きます。

褒められたことや成果に繋がったことなど、どんなに小さいことでも問題ありません。

会社に遅刻しなかった、でも大丈夫です👍

KPTの進め方:「Keep」に上手くいったことを書く
KPTの進め方:「Keep」に上手くいったことを書く

難しく考えず、思いついたままに書いていきましょう。

予め、自分がした仕事内容を整理しておくとスムーズに書けておすすめです。

Keepを書くことで「この調子で続けても良いこと」が洗い出されます。

STEP3.「Problem」に問題点を書く

次にProblem項目に、仕事でミスしてしまったことや、思った程成果が出なかったことを書きます📝

なぜその問題が発生したのか、深堀りしつつ書き込んでいきましょう。

KPTの進め方:「Problem」に問題点を書く
KPTの進め方:「Problem」に問題点を書く

二回目以降は、既に解決した問題点は削除していきます。

このように書くことで、どれが未解決の問題なのか可視化されます👀

STEP4.「Try」に「問題の解決策」を書く

Problemで発覚した問題点の解決方法を、Try項目にまとめます。

ここは具体的に書くことがが重要です。

明日から何をどの程度やるのか、実行内容を細かく書いていきましょう✨

また、「なぜそれをやるべきなのか」、という目的を意識することも大切です。

KPTの進め方:「Try」に「問題の解決策」を書く
KPTの進め方:「Try」に「問題の解決策」を書く

明日以降、実行内容を意識して仕事をしていきます。

以上がKPTの基本的な流れです。

KPTの進め方
KPTの進め方

KPTは週1回程度のスパンで行うと良いとされています。

翌週になったら、先週の内容を振り返りつつ、今週の内容を追加していきましょう🦾

KPTをやる場合の注意点

KPTをやる場合の注意点を3つ挙げます。

  1. 行動内容は具体的に書く
  2. テーマは1つに定める
  3. いつも同じ「Problem」が挙がる場合他の人に相談する

これら3つに気をつけることで、KPTの効果をより上げることが可能です。

(1).行動内容は具体的に書く

行動内容(Try)は具体的な数値を盛り込んで書きましょう。

たとえば、来週月曜までにプレゼン資料を完成させる、事務作業の時間を一時間に短縮させる、など。

「何をもって合格と見做すのか」を明確化することで、作業内容が明確になりますし、達成感も得やすいです❗

(2).テーマは1つに定める

KPTを行うときは、まずテーマを決めましょう。

複数のテーマを扱いたい場合は、いくつかの紙を用意します。

テーマはなるべく1つに定める方が、課題がごちゃごちゃにならずに済みます。

例えば複数のプロジェクトに関わっている場合、プロジェクトごとに分けてKPTをやった方が良いです👍

(3).いつも同じ「Problem」が挙がる場合他の人に相談する

いつも同じ「Problem」が挙がる場合は要注意です。

その問題点が解決できないのは、本当に自分が原因でしょうか❓

もしかしたら他の部署の人などに頼んだ方が、すぐ解決できるものかもしれません。

たとえば「開発担当ページのユーザビリティが向上しない」場合、エンジニアが解決できる問題なのか、デザイナーの手を借りる必要があるのか、考えることが重要です💡

誰に依頼すべきかわからない場合、ひとまず上司に相談するのが良いと思います。

まとめ

本記事では個人でのKPTの進め方について解説しました。

KPTを進める4つのSTEPおよび、気をつけるべきポイントがお分かり頂けたかと思います。

KPTを週に一回程度行うだけで、今後の課題が明確化されます👀

課題が解決されたかを毎週ちゃんと確認するため、自分の成長度合いも分かるでしょう。

どうしても解決できない課題は、他の人にお願いする方向で対処するのが良いです✨

自分でできること・できないことを整理可能なのもKPTのメリットでしょう。

本記事がKPTについて深く知りたい方にとって有意義なものとなれば幸いです😊


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