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シェアリングエコノミーの市場規模を解説!なぜ伸びているのか?今後の課題は?

シェアリングエコノミーの市場規模を解説!なぜ伸びているのか?今後の課題は?

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シェアリングエコノミー(共有経済)とは、乗り物やスペース・モノ・スキルなどを共有・交換したい人がマッチングできるサービスです。

現在注目されているサービスですが、まだ使ったことがない人の方が多いと思います。

使ったことがない人は、シェアリングエコノミーがなぜ話題なのか、疑問なのではないでしょうか?

そこで本記事では、シェアリングエコノミーの市場規模、需要がある理由を解説していきます 😊

加えて、シェアリングエコノミーは今後どうなるのか、についても触れていきましょう。

本記事を読むことでシェアリングエコノミーが伸びている理由が分かります。

流行っているサービスについて知れば、今後新規サービスを開発したい場合など、アイデアを生むきっかけになるかもしれませんよ。

なお、シェアリングの代表的なサービスや歴史について詳しく知りたい方は、こちらの記事をぜひお読みください ▼

シェアリングエコノミーの市場規模

シェアリングエコノミーの市場規模を解説!なぜ伸びているのか?今後の課題は?
シェアリングエコノミーの市場規模

一般社団法人シェアリングエコノミー協会が行った市場調査によると、*1 2020年度のシェアリングエコノミーの市場規模は2兆1,004億円であるようです。

更に、*1 2030年度には14兆1,526億円に拡大するとの予測も立てています。

それまでに比べ、明らかにシェアリングエコノミーの利用者数が増えていることが分かります。

※ *1 シェアリングエコノミー経済規模は過去最高の2兆円超え。新型コロナウイルスで新たな活用の広がり、SDGsへも貢献。

なぜシェアリングエコノミーは需要があるのか?

なぜシェアリングエコノミーは急に人気が出てきたのか、理由を解説しましょう。

理由は大きく分けて3つあると考えます。

  1. コロナウイルスによる影響
  2. 働き方改革によって複業をする人が増加
  3. 若い世代は物の所有欲が低い

1つ1つの理由について詳しく解説しましょう。

1. コロナウイルスによる影響

やはりコロナの影響は語らない訳にいきませんよね。

コロナによって人混みが多い場所を、敬遠する人が出てくるようになりました。

そのため、料理を宅配してくれるUber Eatsを使う人が増えています。

他にも、テレワーク向けにスペースを利用したい人もいます。

また、コロナで仕事が減ってしまった人も多いため、手軽に副業ができるという意味でもシェアリングエコノミーが人気です。

このように、コロナによって盛り上がりを見せたサービスは多いです。

ただ一方で、民泊サービスの Airbnb などは利用者が減ってしまっています。

2. 働き方改革によって複業をする人が増加

働き方改革によって残業規制が入ってしまった人は多いです。

残業時間が減るのは良いことですが、残業代で稼げなくなり困る人もいます。

収入を増やしたい方が、シェアリングエコノミーで複業を行う事例も増えてきています。

特に、スペースを貸し出せるスペースマーケットや akippa は、空きスペースを持っている人なら新しい収入源となるでしょう。

3. 若い世代は物の所有欲が低い

「若者の○○離れ」という言葉がよくありますが、実際若い世代は物の所有欲が低い傾向があるようです 🤔

免許は持っているが、維持費や駐車場代がかかるという理由で車を持たない若者も増えました。

その代わり、人間関係を構築するためにお金を使う人か増えています。

また、環境問題に関心を持つ人も多く、物は購入するよりレンタルする方が良いという考えが浸透しています。

シェアリングエコノミーなら、物の貸し借りが手軽にできますし、契約した人と仲良くなることもできます。

こういった特徴が、若者からも人気を集めている理由でしょう。

シェアリングエコノミーの今後の課題

伸び続けているシェアリングエコノミーですが、今後の課題が全くない訳ではありません。

そして、それらの課題が解決しないと、市場規模が伸び悩む可能性もあります。

特にシェアリングエコノミーは以下3つの課題を抱えています。

  1. サービスの品質
  2. 法整備
  3. 利用者のモラル

1つ1つの課題について、詳しく解説しましょう。

1. サービスの品質

多くのシェアリングエコノミーサービスは、サービス品質の問題を抱えています。

サービス提供者は一般の方であり、企業の研修などを受けている訳ではありません。

そのため、接客が上手くなかったり、技術的に未熟だったりすることはあります。

たとえば、Uber EATS でも届くのが遅かったり、料理の中身がぐちゃぐちゃになってしまったり、といった問題が既にニュースになったりしました。

サービスの質向上は、今後のシェアリングエコノミーの課題と言えるでしょう。

2. 法整備

特に日本では、シェアリングエコノミーに関連する法整備が遅れていると言われています。

たとえば海外には、一般人が自分の車をタクシーにして稼げる Uber というサービスがありますが、日本にはありません。

なぜなら日本の法律では、タクシーの運営には許可証が必要だからです。

また、自宅の空き部屋を民泊にできる Airbnb も、2018年までは違法でした。

「民泊新法」が後になって作られ、ようやく日本でも Airbnb が流行ったのです。

3. 利用者のモラル

利用者のモラルの問題も忘れてはいけませんね 😊

物をレンタルする場合、他の人がまた使える状態で返却するのが原則です。

しかし、シェアしたスペースや乗り物を綺麗に使ってくれないユーザーもいます。

こういったユーザー増加を防ぐために、ユーザーと提供者の相互評価機能を設けているサービスもあります。

ちゃんと綺麗に使ってくれたか、ユーザーを評価することが可能です。

評価が低いユーザーには今後サービスを使わせないなどの対処を取ります。

まとめ

本記事は、シェアリングエコノミーの市場規模について解説しました 🙋‍♀️

シェアリングエコノミーの市場規模は今後伸びていくと推測されます。

時流に合ったサービスであり、サービス提供者側、ユーザー側双方のニーズを満たしていると言えるでしょう。

ただし、シェアリングエコノミーはいくつかの課題も抱えています。

もしシェアリングエコノミーの開発に興味があるなら、本記事で挙げた代表的な課題をどう解決すべきかも、検討した方が良いでしょう。

本記事がシェアリングエコノミーに興味がある方にとって、有意義なものとなれば幸いです ✨