変化の速い現代社会において、個人もチームも成長し続けることが大切です。
しかし、時には現状に満足し、安定を求めてしまいがちです。「今のままでいいかな」「変化は大変そう」と思ってしまうことは誰にでもあるでしょう。
でも、そんな時こそ、成長のチャンスかもしれません。
もくじ
現状に満足してしまう理由の一つに、学習意欲の低下が挙げられます。新しいことを学ぶのは、確かに時間も労力もかかります。慣れ親しんだやり方で仕事をこなす方が楽に感じるかもしれません。でも、長い目で見ると、学び続ける姿勢こそが成長につながるのです。
- 学習意欲は、個人とチームの成長を左右する重要な要素
技術の進歩やグローバル化により、社会の変化のスピードが加速しています。
この変化に適応できる柔軟性が、現代社会で求められる重要なスキルの一つです。 - 新しいことを学ぶには、時間と労力が必要
新しい知識やスキルを習得するためには、一定の時間と労力を投資する必要があります。この投資なくして、成長はありません。
新しいことを学ぶには時間と努力が必要ですが、長期的には大きなリターンが期待できます。 - 短期的な効率を優先するあまり、長期的な成長を犠牲にしてはいけない
目先の効率を重視するあまり、長期的な成長の機会を逃してはいけません。時には、短期的な効率を犠牲にしても、学習に時間を割く必要があります。
新しいツールや技術の学習に時間を割くと、一時的に業務の効率が下がるかもしれません。しかし、その新しいスキルを身につけることで、長期的には業務の質や効率の向上につながります。
個人が成長するためには、学習意欲が不可欠です。新しい知識やスキルを吸収し、自分を高めていく努力が大切です。そうすることで、変化の波に乗り、より良い結果を出せるようになるはずです。
逆に、学ぶことを怠ると、いつかは時代に取り残されてしまうかもしれません。
- 個人の成長には、継続的な学習が欠かせない
個人が成長し続けるためには、常に新しいことを学び続ける姿勢が必要です。学習を止めてしまった時点で、成長も止まってしまいます。
技術の進歩が早いIT業界では、継続的な学習が特に重要です。新しいプログラミング言語やフレームワークを学び続けることで、エンジニアとしての市場価値を維持・向上できます。 - 新しい知識やスキルを身につけることで、変化に適応しやすくなる
幅広い知識やスキルを持っていれば、環境の変化にも柔軟に対応できます。新しい状況に直面した時に、持っている知識を応用して乗り越えることができるでしょう。 - 学習を怠ると、時代に取り残される危険性がある
変化の速い現代社会で、学習を怠っていると、いつの間にか時代に取り残されてしまうかもしれません。常に変化に対応できるよう、学び続ける必要があります。
チームの成長も、メンバー一人ひとりの学習意欲と密接に関わっています。
現状維持を良しとする雰囲気では、新しいアイデアは生まれにくいでしょう。変化を前向きに捉え、チャレンジを応援する文化が大切です。リーダーには、メンバーの学習意欲を引き出し、成長をサポートする役割が求められます。
- チームの成長には、メンバーの学習意欲が重要
チームの成長は、メンバー一人ひとりの成長の積み重ねです。メンバーの学習意欲が高ければ、チーム全体の成長スピードも上がります。
学習意欲の高いメンバーが集まったチームでは、新しい技術やアイデアが次々と取り入れられ、イノベーションが生まれやすくなります。 - 現状維持の文化では、イノベーションが生まれにくい
現状維持を良しとする文化では、新しいことへのチャレンジが評価されません。その結果、イノベーティブなアイデアが生まれにくくなってしまいます。
「前例主義」のチームでは、新しいアイデアを提案しても「前にうまくいかなかった」と却下されてしまうかもしれません。そのような文化では、イノベーションは生まれにくいでしょう。 - リーダーは、メンバーの学習意欲を高める環境づくりに努めるべき
リーダーには、メンバーの学習意欲を引き出し、成長を支援する役割があります。
学習を奨励し、チャレンジを評価する環境を作ることが大切です。
リーダーが自ら学習の重要性を説き、メンバーの学習を支援する制度を整えることで、学習意欲を高められます。また、チャレンジを称賛することで、挑戦意欲を引き出せるでしょう。
ラジコードでは、メンバーの新しい挑戦を歓迎する文化があります。上手くいかないこともあるかもしれませんが、そこから学ぶことの方が大切だと考えています。目標設定では、現在のスキルの枠を超えた目標を立てることを推奨しています。
- チャレンジを奨励する文化 = メンバーの成長促進
チャレンジを奨励する文化があれば、メンバーは新しいことに挑戦しやすくなります。
「新しいプロジェクトのリーダーに立候補する」「デザイナーが設計の段階から参加しシステムの質を向上に貢献する」「新しい技術に積極的に取り入れる」など、多くのメンバーはチャンレンジをしています。 - 失敗から学ぶ経験は、長期的な成長に繋がる
チャレンジには失敗がつきものです。しかし、失敗から学ぶ経験は、長期的な成長に欠かせません。
失敗を恐れずチャレンジできる文化が大切です。
例え失敗してもその内容をチームに共有することで他のプロジェクトにその経験が生かされ、チームとして成長ができます。 - 現在のスキルを超えた目標設定は、成長のきっかけになる
現在のスキルの枠を超えた目標を設定することで、自分の限界に挑戦することになります。
この挑戦が、成長のきっかけとなります。
例えば、Webデザイナーが、今まで経験のないUI/UXデザインに挑戦するとお客様への提案の幅を広げられるようになります。またフロントエンド技術を専門としてきたエンジニアが、サーバーサイドの開発スキルを身につけると、より総合的な開発を行えるようになります。
- チャレンジしたこと
コーチングシステムのリプレイスで社内デザイナーがデザインを提案。
弊社はシステム開発会社がメイン。デザインは別の会社が作成し実装を行うことがほとんどでした。
デザイナーが入社してからプロトタイプ段階でのデザイン作成・提案は会社として初めてでした。 - 背景
システム開発がプロトタイプ作成まで進んだ段階で、クライアントからデザイン作成を外部に委託するかどうかの相談を受けました。ただし、開発速度を落としたくないという要望がありました。 - うまくいったこと
- デザイナーが参加する初回ミーティングで、デザインの叩き台を作成しプレゼンしたことでデザイン作成を社内で行う決め手になりました。
- デザイナーがプロジェクトの初期段階から関わることで、エンジニアと密なコミュニケーションができ、システムの開発速度を落とすことなく進行ができました。
- デザイナーがクライアントのニーズを直接ヒアリングできたため、デザインに素早くフィードバックを反映することができました。これにより、クライアントの満足度が高まりました。
- 外部委託に比べ、デザイン作成のコストを抑えることができました。
- 社内デザイナーのスキルアップにつながり、モチベーションも向上しました。
- デザイン提案が成功したことで、社内の他のプロジェクトでもデザイナーが関わる機会が増え、会社としてのデザイン力が向上しました。
- うまくいかなかったこと
- デザイナーが途中からプロジェクトに参加したことで、開発チームのワークフローが変更を余儀なくされ、一時的に開発速度が低下しました。
- デザイン提案の過程で、クライアントとの意見の食い違いが生じ、デザインの修正に時間を要しました。
- 社内デザイナーの人数が限られていたため、他のプロジェクトへのデザイン支援が十分にできなかった。
- 改善したこと
- デザイナーと開発チームのコミュニケーション方法やツールを整備し、定期的な打ち合わせを設定するようになりました。
- slackや定例ミーティングでクライアントとのコミュニケーションを密に取り、要件や期待の認識齟齬を早期に発見・解消できるようになりました。
- デザイナーのリソース配分を最適化し、プロジェクト間のバランスを取れるようになりました。
初めての試みには困難も伴いますが、それを乗り越えることで、会社全体の成長につなげることができるのです。
学習意欲を保ち、成長を続けるコツは、小さな改善を重ねていくことです。小さな改善の積み重ねが、大きな成長につながります。
大きな変化を一気に求めるのではなく、日々の仕事の中で少しずつ工夫を加えていく習慣が大切です。また、学ぶ機会を積極的に見つけ、新しいことに挑戦する姿勢を持ち続けることも重要です。
私たちは、お客さまの成功を共に作るシステム開発会社です。
システム開発といえば、「納期」や「納品物の品質」の先にある「お客様の成功」を共に考えた上で、システム開発を行っています。
私たちが採用する「定額制開発」は従来の開発スタイルと大きく異なることは、サービスがスタートした後もビジネスにきちんとコミットメントしてサポートし続けるという部分です。
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