サービスを成長させていくために必要なマーケティング活動。とくにWEBマーケティングでは新規の顧客を誘導しコンバージョンに導いていくようなコミュニケーション戦略など多くの考え方があります。
これまでのマーケティングの考え方は重要ですが、サービスをどのように成長させていくのかという戦略によって必ずしも考え方は一つではありません。
自分たちのサービスの本質的なマーケティングとはどのような施策を行うべきか、ということを考えるきっかけになればと思います。
もくじ
マーケティングにおいて目標やゴールを設定することは非常に大事です。
何のためにこの施策を行っているのかなどは常に意識して施策を検討するべきなのでそこでブレてはいけません。
その時に改めて考えるべきなのは、この施策を行う前の戦略の部分として、サービスをどのような戦略で成長させるべきで、今必要な目標から検討しなければなりません。
マーケティングにおけるゴールの設定でもっともわかりやすいものといえば、新規顧客の獲得数になります。
新たなお客様がサービスを利用してくれることで、サービスは成長していく、というわかりやすい指標で、この指標を目標にするのは、至極まっとうな話しのように聞こえますが、サービスもいろいろあるので、必ずしもその目標だけがゴールではありません。
マーケティングのゴールにおいて例えばSNSでの話題になる数であったり、WEBサイトでの訪問数であったり、もしくは街頭調査における印象が良いサービスである、という指標を目標にしてマーケティングをしている企業は少なくありません。
これはサービスの成長における戦略上、どの指標を伸ばすべきかということを突き詰めた際、新規顧客の獲得数のみではない、という判断によってサービスの成長がもっとも見込まれる指標にフォーカスした戦略だからです。
サービスの特性や、ターゲットによってどの指標を伸ばすべきかというのはマーケターの戦略によって変わってきます。それらを踏まえて、もっとも戦略として有効な指標は何になるのか?を検討することが重要になるのです。
ゴールを明確にすることは非常に重要なことですが、そのゴールにたどり着くための戦略もそれを上回るほど重要です。
サービスの特徴から、明確なターゲットを想定し、そのターゲットがどのようなアクションに導くのかを理解することでマーケティング戦略が決まってきます。このゴールに向かう戦略をターゲットのインサイトに合わせて設計していくことができればより効率的なマーケティングになります。
コロナ禍によって停滞し、分断された世の中で最も重要なのは、「共感」です。
社会でも個人でもブランドやサービスであっても、共感してくれるものを非常に重要だと感じるという人が多くその活動やサービスに対してエンゲージメントが深まっています。
ブランドなどがその共感を軸にしたコミュニケーションを設計する際にもっとも重要視しているのはコミュニティの声を聴くということ。
コミュニティの声をきくことで、お客様の新たなインサイトを得られ、そのニーズに合わせたコミュニケーションを設計することができ、強固なエンゲージメントを得られるようになるのです。
2022年にはどのようなコンテンツ形式が重要しされるのか、という調査においてマーケターの多くがホワイトペーパーではなく、ポッドキャストの需要などを重要視しています。
紙による情報の見せ方から、音声、動画という媒体での情報提供が重要になっているということです。
これは、デジタルコンテンツおける成熟によって、紙からデジタル媒体へ移行した兆しと考えられます。
紙媒体からデジタルへと媒体が変わったからといって、コンテンツの中身自体は紙媒体の時とは変わっていません。コミュニティに耳を傾け、彼らの求めるコンテンツを提供する、ということはこれまでどおり必要です。
これらを理解しておけば、媒体が変わってもお客様の求める媒体で、求めているコンテンツを提供するというスタンスは変わりません。
顧客のニーズに寄り添う、ということはこれまでと全く変わっておらず、重要なのはどのように顧客のニーズに耳を傾けるのか、ということだけです。
全てのコミュニケーションチャネルを顧客や見込み客の声に耳を傾け、一貫したやり取りを行いすばやく行動する。これらを意識することで、ブランドやサービスは顧客の信頼を得て成長していくことが可能になります。
ラジコードでは「対話すること」を大切にしています。
新規事業の不確実性を前提とし、お客様と対話を積み重ねて、その声をいかにサービスへ反映するかを追求しています。
継続的な対話によって徐々に深まる双方の理解と信頼が、サービスの品質向上とユーザーからの高評価を実現します。
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