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最強の勉強法!?ウルトラ・ラーニングの具体的なやり方を解説!

最強の勉強法!? ウルトラ・ラーニングの 具体的なやり方を解説!

勉強しても覚えたことをすぐに忘れてしまう場合も多くあります 😇

「自分記憶力ないのかな」って落ち込むこともありますよね。

特に社会人ですと勉強時間もあまり取れませんし、なるべく時間をかけずに技能を習得したいものです。

そんな場合におすすめなのが「ウルトラ・ラーニング」です。

ウルトラ・ラーニングとは、最近注目されている勉強方法のことであり、この方法なら短時間で技能習得できます。

本記事ではウルトラ・ラーニングの具体的な方法やポイントを紹介します。

効率的な勉強方法が分からずお悩みの方はぜひ本記事を参考にしてくださいね✨

ウルトラ・ラーニングとは?

ウルトラ・ラーニングはどんなスキル習得にも使える独学法です。

語学、プログラミング、文章力、デザインなど、あらゆるスキル取得に活用できます。

ウルトラ・ラーニングのノウハウはアメリカのスコット・H・ヤングがまとめました。

彼はマサチューセッツ工科大学で学ぶコンピュータ科学を、たった1年の独学でマスターしたことで有名です。

さらに、1年間で4つの外国語を習得する、1ヵ月で写実的なデッサンが描ける、などの実績もあります。

スコット・H・ヤングは『ULTRALEARNING 超・自習法』という本も書いています。

ウルトラ・ラーニングという独学のやり方が注目されてきたのには、理由があります。

アメリカの大学は学費が高く、独学で勉強する必要がある人が多いのです。

また、コロナの影響で大学の授業ができず、大学生が独学せざるを得ない時期もありました。

社会人も、今後AIに仕事が奪われていく影響もあり、高い技術力が必要な仕事に就く必要性が増しています。

変化が激しく不安定な時代において、効率的に学ぶのは重要なことです。

こういった背景もあり、ウルトラ・ラーニングは人気を集めました。

ウルトラ・ラーニングの基本的な方法

心理学者のジェフリー・カーピックとジャネル・ブラントは、学生を以下の4つのグループに分けて、どのグループの試験の点数が高いか実験をしました。

  1. 1回だけ教科書を読み返す
  2. 何度も教科書を読み返す
  3. 学習内容を自由に思い出す
  4. 概念マップを作成する

その結果、3の「学習内容を自由に思い出す」が1番高い点数となりました。

しかし、学生の多くは「1回だけ教科書を読み返す」が1番点数が高く、「学習内容を自由に思い出す」が1番低いと予想していたのです。

つまり、多くの学生は勉強方法を間違えていたのですね。

ウルトラ・ラーニングは4つの中の「学習内容を自由に思い出す」やり方が基本となります。

このやり方が1番効率的な学習方法なのです。

思い出す作業を何回も繰り返すことで、記憶に定着しやすくなります。

また、自分がどこを間違っているのかフィードバックを得られるため、その部分だけやり直すことで、効率化がはかれます。

ウルトラ・ラーニングは実は意外とシンプルな方法なのです。

ウルトラ・ラーニングのやり方の例

ウルトラ・ラーニングの具体的な方法をいくつか紹介しましょう。

  1. フラッシュカードを作成する
  2. 「Q&A形式」でノートをまとめる
  3. 勉強後に覚えていることをブログに書き出す

これら3つは社会人でも学生でも実践可能です。

良いと思ったやり方を取り入れてみてください。

1. フラッシュカードを作成する

覚えたい英単語などをフラッシュカードに書き、繰り返し解くやり方です。

フラッシュカードのメリットは、小さいので持ち運びが楽な点です。

通勤時間などにサッと取り出して勉強することができます。

2. 「Q&A形式」でノートをまとめる

ノートを取る時は「Q&A形式」で取ると記憶に残りやすいです。

たとえば歴史の勉強をするなら、「Q.江戸幕府は何年続いたか A.260年」というように。

覚えるべきことを「Q&A形式」でまとめることで、ノートを後で問題集として活用することが可能です。

ノートに同じことを何回も書いて覚えるより、「思い出す」という作業を何回もやる方が記憶に定着します。

3. 勉強後に覚えていることをブログに書き出す

勉強が終わったら、ブログに思い出しながら書き出すのもおすすめです。

ウルトラ・ラーニングは「思い出す」という作業が重要ですが、ブログとして公開することで、正確に思い出そうと意識することができます。

ウルトラ・ラーニングのポイント

ウルトラ・ラーニングをするときのポイントを紹介します。

  1. 時間をおいてからテストする方が効果的
  2. 何度も繰り返し問題を解く

これら2つのポイントを意識すると、学習の成果をさらに上げられます。

1. 時間をおいてからテストする方が効果的

「思い出す」作業をするときは、1時間くらい間をおいてからにするのが良いです。

人間の脳というのは、最初の数分は覚えていますが、1時間後には50%、24時間後には70%は忘れるようにできています。

なので、すぐにテストを行っても概ね正解するため効果は薄いです。

1時間後のテストなら正答率半分ぐらいになるのでちょうどよいでしょう。

2.何度も繰り返し問題を解く

ウルトラ・ラーニングは効果的ですが、さすがに1回「思い出す」だけでは記憶に定着はしません。

1時間後にテストしたら、次は24時間後、その次は3日後、1週間後……というように、徐々に間を開けながら繰り返し「思い出す」と効果的です。

ウルトラ・ラーニングについて詳しく解説されている本

今回紹介した以外の勉強法について知りたい場合は、スコット・H・ヤングが書いた本を読むことをおすすめします。

ULTRA LEARNING 超・自習法――どんなスキルでも最速で習得できる9つのメソッド

日米でベストセラーとなっている本です 🙌

勉強法だけでなく、独学で成功した人のエピソードも書かれています。

興味がある人は読んでみてくださいね 😊

まとめ

本記事ではウルトラ・ラーニングについて解説しました。

ウルトラ・ラーニングのやり方やポイントがお分かり頂けたかと思います。

学習内容を空き時間に思い出す、というのは非常に効果的なやり方ですし、誰でも真似しやすいです。

社会人の方でも、資格の勉強やプログラミング言語の習得などで使える方法だと思います。

本記事が独学のやり方に悩む方にとって有意義なものとなれば幸いです。