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スタートアップの定義やベンチャーとの違いは?スタートアップは「Exit」が目的!

スタートアップの定義やベンチャーとの違いは?スタートアップは「Exit」が目的!

「スタートアップ企業とは何か?」と聞かれたとき、すぐに答えられる人は少ないと思います。

新規設立された企業ということは分かっても、何が目的なのか、なぜ社会に必要なのか、などは知らない人が多いでしょう。

そこで、本記事ではスタートアップ企業とは何か、について1から全て解説します 😊

スタートアップとベンチャー企業の違いや、スタートアップがどのように成長するか、についても説明しますね。

本記事を読むことで「スタートアップ企業とは何か?」と聞かれたときに、きちんと答えることができるようになりますよ。

スタートアップとは?

スタートアップとは、イノベーションを起こせるようなビジネスモデルを開発する企業のことです。

「設立何年までならスタートアップ」など明確に決まってはいませんが、若い会社の方がスタートアップと呼ばれやすいです。

スタートアップの目的は、短期間で急激に成長し、「上場や売却」を狙うことです。

会社の売却に成功し、起業家が資金を回収することを「Exit」と呼びます。

会社を売却、と聞くとネガティブなイメージを持つ人も多いですが、そのことで大きな利益が得られる訳ですし、成功をおさめた事業を継承してもらうことは社会にとっても良いことです。

このように「Exit」を狙うのがスタートアップの主要目的です。

スタートアップとベンチャー企業の違い

ベンチャーは元々和製英語です。

ベンチャーとは、設立してから数年しか経っていない会社や、率先してチャレンジを行っている会社などが該当します。

ベンチャーは上場や売却を狙う訳ではなく、長期的に世の中の課題を解決し、会社を安定して成長させていくことが目的です。

スタートアップとベンチャーは、若い会社という点は共通していますが、最終的な「ゴール」が明確に異なります。

スタートアップ企業はどのように成長するか

ここからはスタートアップ企業が、設立してから「Exit」するまで、どのように成長していくかを解説します。

基本的にスタートアップは以下のように成長していきます。

  1. イノベーションが起こせるアイデアを考え、メンバーを集める
  2. 運営資金を集める
  3. 事業を成長させる
  4. Exit

スタートアップの成長過程が分かると、スタートアップが何をやっているのかイメージがより掴めてきます。

1. イノベーションが起こせるアイデアを考え、メンバーを集める

まずは今まで誰もやったことがない斬新なアイデアを考えます。

平凡なアイデアでも一応起業は可能です。

ただ、イノベーションが起こせると期待される内容でないと、ベンチャーキャピタルから資金を集められず、事業継続が困難になります。

アイデアを考えたら、スキルの高い少数精鋭メンバーを集め会社を設立します。

2. 運営資金を集める

会社設立当初は信用がないため、銀行からお金を借りられません。

その代わりベンチャーキャピタル(VC)から融資を受けます。

VCは設立したばかりの会社に投資を行い、会社が成長した段階でキャピタルゲインを得ることを目的としています。

VCから融資を受けるには、VCが参加するイベントでコンタクトを取ります。

その後面談を行い事業内容や事業の強みなどを質問され、認められれば融資を受けられます。

VCだけでなく、最近はクラウドファンディングで資金を集める人もいますね。

事業に興味のある一般ユーザーから支援を受けて、大金を得られる人もいます。

3. 事業を成長させる

スタートアップは成長ステージが別れており、ステージに合わせて事業を成長させていくのが基本です。

ステージは次の4つに別れています。

  • シードステージ
  • アーリーステージ
  • ミドルステージ
  • レイターステージ

シードステージは、アイデアだけあってまだ起業をしていない段階のことです。

アーリーステージは、VCから融資を受け事業を開始した段階のことです。

アーリーステージで倒産する企業は多く、ここを乗り越えられるかが鍵と言えます。

VCから引き続き融資を受けるために、ユーザーから徐々に評価を集めていくことが必須です。

この段階ではまだまだ会社は赤字ですね。

ミドルステージは、一定の業績があり人材も徐々に雇える余裕が出てきた段階のことです。

ひとまずこの段階では会社の黒字化を目指します。

レイターステージは、サービスが成長して完全に黒字になり、経営が安定した段階のことです。

この段階になると、社会的にも認められ銀行からお金を借りることもできます。

4. Exit

レイターステージまで到達すると、いよいよ株式上場か事業会社への売却を目指すフェーズに入ります。

売却する場合、仲介会社と契約を行い、買い手会社を探していきます。

買い手が見つかったらその会社と交渉し、いくらで売却するか決定します。

売却後は、売却先のグループ会社としてその後も成長していきますが、ひとまずスタートアップ企業として「Exit」する目的は達成しました。

スタートアップの経営者は引退するか、役員として会社に残るか、また別の会社を立ち上げるか、選ぶことになります。

まとめ

本記事ではスタートアップ企業について解説しました。

ベンチャー企業との違いや、スタートアップの成長過程がお分かり頂けたかと思います。

スタートアップは上場や売却という「Exit」が最終目的です 💪

世の中には「0を1にする」のが得意な人と「1を10にする」のが得意な人がいると言われていますが、スタートアップはまさに前者が得意な人向けと言えるでしょう。

イノベーションを起こせるアイデアを考えて事業を成長させ、売却したらまた別の事業を行う、というのを何回も繰り返す凄い方もいますね。

本記事がスタートアップ企業の理解に役立って頂ければ幸いです ☺️

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