社内で古いシステムが稼働し続けている、という場合はかなり多いです。
システムが老朽化してしまうと、様々なリスクが発生します。
そのため、古いシステムは早めに改修することをおすすめします。
日本では現在DXを推し進めようという動きが強まっています。
こちらの記事でも詳しく解説していますが、DXを推し進めないと、日本の生産性がどんどん落ちていくと言われています。
DXを推し進める上で要になるのが、古いシステムを改修し、最新のものにアップデートすることです。
本記事では、システム老朽化のリスクや改修のポイントを解説します。
古いシステムが社内で稼働していることに不安を抱いている方は、本記事をぜひ参考にしてください✨
もくじ
システムは古くなると、使いにくくなったり、性能が落ちてしまったりします。
システムの寿命は平均して14年程度と言われています。
最近はIT技術の進歩が早くなっていることもあり、システムが時代遅れになるペースも早くなっています。
ある程度の期間が経てば、システムの入れ替えや改修をしなくてはいけません。
システム老朽化の例としては、システムが稼働しているOSのサポートが切れる、などが挙げられます。
OSのサポートが切れると、アップデートができず、セキュリティ面などの問題が発生します。
システムが老朽化すると、様々なリスクが発生します。
主なシステム老朽化のリスクは次の3つです。
- トラブルが発生しやすくなる
- セキュリティリスクを抱えることになる
- 業務の効率が悪くなる
1つ1つのシステム老朽化のリスクについて、詳しく解説しましょう。
サーバーやパソコンは年月が経つと劣化していくものです。
劣化すると、システムの動作が遅くなったり、エラーが発生したりすることもあります。
長く使い続けて利用者も多いシステムが急にエラーを発生させると、大きな被害が出る可能性もあります。
最新のOSやソフトウェアを使わず、古いものを使い続けるのはセキュリティ面からいっても危険です。
なぜなら、古いバージョンの方が、ハッキングの仕方などか知られている可能性が高いからです。
情報漏えいなどの被害を未然に防ぐためにも、システムの改修は重要です。
業務内容は月日が経てば変わる訳ですから、だんだん昔の業務システムが役に立たなくなってきます。
そのシステムを使っても、業務効率化があまりされない場合もあるでしょう。
手動でやった方が早い、などといった状況になると、「なんのためのシステム……」となりますね。
また、古いシステムは処理速度も遅くなるため、余計業務効率が悪くなります。
老朽化したシステムの改修は難しいと言われています。
改修した結果、システムが正しく動かなくなってしまった場合、大きな損害が発生する可能性があるからです。
そのため、システム改修に慎重にならざるを得ない方が多いでしょう。
しかし、老朽化したシステムをいつまでも改修しない訳にもいきません。
そこで、老朽化したシステムを改修する具体的手段をご紹介します。
まず実践すべきなのが、老朽化したシステムの中身を理解することです。
システムの設計書・仕様書などを確認し、どんな処理が行われているか把握しましょう。
また、システムを開発する際は、ベンダー任せにしないことも、老朽化を防ぐ意味で大切です。
「ベンダーだけがシステムの中身を知っている」、という状態に陥らないように、システム開発時は積極的に企画・設計に関わりたいものです。
老朽化したシステムを改修する場合は、システムコンサルタントに相談するのがおすすめです。
コンサルタントは、自社にとって最適なシステムを吟味してくれます。
システム改修にかかる費用はどの程度か、全体的に改修すべきか一部分だけにすべきか、なども相談することが可能です。
ただし、システムの改修費用だけでなく、コンサルタントへの相談費用もかかってきます。
本記事では、システム老朽化のリスクについて解説しました。
古いシステムを放置するとどのようなリスクが発生するのか、お分かり頂けたかと思います。
システムの老朽化は企業にとって重要な課題と言えます。
もっとも現実的な解決策は、やはりコンサルタントに相談することでしょう。
システム老朽化を不安に感じている方は、本記事をきっかけにシステムの改修を考えてみてくださいね😊
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